サッカーと戦争

 これ程嬉しい事はなかなか無い。J2でどんどん順位が下の方になって、J3に落ちた時は応援する気が全く無くなってサッカーは専らニュースでチラッと見るだけに変わっていた。それが少しづつ強くなり、1年後にはまだ分からないものの愛媛FCは、現時点でJ3トップに立った。

 J3では昇格も重要だけど、降格はもっと深刻だ。JFLというアマチュア枠にまた落ちてしまうという事だから。それはお金の問題だけじゃなく、ユースチームやスタジアム、コーチが集まるかという問題も出てくる。そんなチームが下位のギラヴァンツ北九州で、昨日たまたまかもしれないが首位の愛媛FCが勝ってしまった。

 首位や降格は関係ないが、似たような状況は今パレスチナとイスラエルの軍事衝突だと思う。こちらは領土や人の命や国家の存続がかかるのでサッカーとは比べ物にならないくらい大きな出来事だ。でも米国もロシアも中国もイスラエルに忠告しているように、イスラエルとパレスチナが共存しないといけないと国連決議でも以前から決まっている。ガザ地区をイスラエル軍が再び占領すると、他のイスラム諸国は黙っていないはずだ。

 これもウクライナ戦争から歴史が動いている気がする。ウクライナの武器がハマスに流れ、長年 壁に取り囲まれて暮らしてきたパレスチナ人の人たちがアフリカの独立革命等に刺激された可能性もあると僕は思う。

 サッカーと戦争は全く逆の面もあるが、共通している事も沢山ある。平和を願いながら、歴史を注視していきたい。

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